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●巻頭言● |
学校現場の期待に応える同窓会に
理事長 塩 澤 雄 一
六月十二日、学大キャンパスで開催された総会にて、第十七代理事長として就任いたしました。どうぞ宜しくお願いいたします。社団法人東京学芸大学同窓会としては五十八年、それ以前の師範同窓会から数えれば百二十有余年という、長年にわたり多くの先輩の力で築き上げられてこられた本同窓会の理事長として、全都の会員をまとめ上げていくことの職責の重さに、身の引き締まる思いでございます。
特に、加藤正克前理事長は同窓会の大きな節目となる、法人制度の改正に伴う社団法人から一般法人への移行の道筋をつけてくださり、私どもにバトンを渡してくださいました。ここまでのご労苦に対し、厚く御礼を申し上げと共に、私ども新役員に対し、新しい姿の同窓会をしっかりと築いてほしいとの強い願いと受け止め、力を合わせその発展充実に力を尽くして参ります。折しも、未曾有の大震災に見舞われ、我が国も大きな岐路に立たされている今日、新しい発想と、人と人との強い絆が求められています。私ども同窓会も、これまで各支部、各会員の皆様と共に築き上げてきた強い絆をもとに、新しい仲間を増やし、より力強い同窓会を作り上げる時でもあると考えます。
思えば私も、学大を卒業して学校現場へ出て以来、昨年現場を離れるまで、多くの先輩の暖かくも厳しいご指導の下、導き育ててくださったご恩は決して忘れることができません。そして、今日まで、学大出身であることの誇りを胸に職務に励んで参りました。東京都の教員で組織する私たち同窓会の目的は、東京都の教育の活性化と人材育成であります。様々な教育改革、新しい枠組みの中で、多くの新たな悩みを抱える学校現場、教職員の姿があります。我が同窓の管理職、幹部職員、若手教員もそれぞれに解決しなければならない問題に直面しています。同窓会がそのための力になれるような活動に積極的に取り組んでいきたい、庶務部、会計部、研修部、調査部、広報部、組織部とそれぞれの部の役割を自覚すると共に有機的に連携を図り、現場で頑張る同窓のために何ができるか、しっかりと考えていきたいと思います。
最近、支部総会等に参加させていただいて思うことですが、管理職の会というイメージは払拭され、それぞれの学校の幹部教員や若手教員が元気よく参加している姿を目にします。そして、学科や学生番号を交換し合ったりするうちに、学科やサークルの先輩後輩としてのつながりがよみがえり、懐かしい小金井キャンパスの思い出話に花咲く姿を目にします。まさに同窓会ならではの光景に、私も元気をもらい、この輪をもっともっと広げたいとの思いを強くしました
同窓会は、会員すべてのものです。各学校のまとめ役の先生、支部長先生には、会員の要望やご意見を集めていただき、本部にお知らせいただければ幸いです。多くの会員の方々のご期待に添えるよう全力で責務を果たしてまいります。
お蔭様・お世話様でした
前理事長 加 藤 正 克
【十二年を振り返って】
「俺が・俺がのガを捨てて、お蔭・お蔭のゲで暮らせ」という言葉を聞いた事があり、心に残っています。東京学芸大学同窓会の役員・理事についても同じことが言えると思います。調査部長として本部理事を務めてから、総務部長二期・副理事長二期・理事長の計六期十二年の時が経ちました。その時々の部員はもとより、支部の支部長はじめ多くの会員の方々に支えられ、たくさんの人と出会い仲間が増えました。本当に有り難いことです。「どうせするなら、仕事は楽しく・より良くする努力を」これも、自分に言い聞かせてきたことのひとつです。信頼や期待に応えるためにも、常に創意工夫に努め、本会が充実・発展するようにと、理事の皆さん方と力を合わせてきたつもりです。
【理事長として】
須山弘一前理事長の後を受け継ぎ、第十六代の理事長となりましたが、歴代理事長のような力量を持ち合わぜず、こんな私でいいのだろうかと、悩んだ事が多くありました。その中でも言い続けてきたことは、「本部の活性化は支部の活性化から」「支部の活性化は若手の活性化から」「支部の活性化は支部の頑張りから」です。お蔭様で、支部の『総会』や『新年会』などの懇親会にお招きいただく機会に恵まれ、支部長を中心とした同窓生の絆が深められている様子を、この目で確かめることができました。『若手』の参加は増加の傾向にあり、加えて『修身会員』の皆様の力強い協力・支援が高まってきていて、たいへん嬉しく思ってます。
【残された問題】
六月十二日に開催された本部総会において、平成二十五年末に移行する『一般社団法人』への道筋について、ご承知をいただきました。本文記事を参照いただきたいと思います。今後は、塩澤雄一新理事長の下、各理事の方々に移行への申請手続きをお願いすることになります。
研修部主催の校長・管理職受験の研修会や、組織部の若手教員の研修会の在り方も、検討する時期にきています。
同窓会員(会費納入者)の減少、辟雍会との連携の在り方についても、考えなくてはなりません。このように課題を残してのバトンタッチを、心苦しく思いますがよろしくお願いします。
【後輩の応援団として】
「学大同窓会は永遠に不滅です」どこかで聞いたような言葉ですが、私たちは学大同窓生としての誇りを忘れず、後輩の育成に全力を尽くそうではありませんか。ありがとうございました。

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