| 学芸 | 87号 同窓会の今後の在り方      

学芸 平成14年7月/第87号 

目次
巻頭言
講演
同窓会の今後のあり方
・本部だより
 総務部
 会計部
 研修部
 調査部
 広報部
 組織部
 スイッチオン
事業報告
事業計画
収支予算書
役員等一覧
総会にて、編集後記
 
●同窓会の今後の在り方●

公益法人としての東京学芸大学
同窓会の今後の在り方について (経過報告その二)

副理事長 吉野 尚也 
 東京学芸大学同窓会がなぜ社団法人となったのか、また、そのことによって現在どんな課題を抱えているかについては前回(その一)で述べさせていただいた。
 従って、今回はその課題に対する今後の方向性と対応策について顧問会・理事会・評議員会・支部長会などで審議され、一定の了承を得たものについて述べたい。

1.

財産を守り活動を充実・発展させる

 
 先ず、社団法人問題に対する基本的な考え方としては、次の2点に則ってこれからの具体的な対応策を考え、今後の文部科学省の動きに対応する。
 (1)
これまで先輩が築き上げた財産(動産・不動産)を維持し、守り続ける。
 (2)
公益法人(社団法人)として事業を行う 中で、同窓会活動を一層充実・発展させる。
   

2.

名称は存続させたい

 
 文部科学省からは、「同窓会という名称を使うのは、社団法人としての条件に合わず不適切である」と指摘されている。しかし、社団法人「東京学芸大学同窓会」という伝統ある名称は存続する方向で進めたい。この名称が認められない場合には「獅子会」という案も考えられる。
   

3.

今後、公益法人として考えられる事業

 

 文部科学省からは「現在実施している事業内容に問題はないが、今後は社団法人としてより公益性の高い事業にすること」と指摘されている。そこで、全国規模で公益性の高い事業として教育研究発表会、教育に関する出版事業、全国47都道府県での支部活動、母校の卒業生をはじめ教育に関する人材育成事業と教員採用選考に関わる研修講座、教育カウンセラー養成講習会、教員の企業研修、教育実践・研究についての顕彰・表彰など、定款第2章「目的及び事業」に準じた事業展開を、可能な範囲で実施する方向で検討している。
   

4.

組織・理事及び監事と定款の見直し

 

 現在の理事長以下35名の理事組織、及び内部から選出された監事では「社団法人」としての役員構成に問題があり、定款の中の第四条(本会は、わが国の教育の発展特に東京都教育の振興を図り、併せて会員をはじめとする学校教育教員の資質を高めることを目標とする)等の文言は社団法人の条件に必ずしも合致しないという指摘がある。
 従って、現在の定款をベースにしながら「社団法人」に適合する組織や理事及び定款の内容に改めていく必要があろう。
   

5.

会計は事業内容の充実を中心に

 
 文部科学省の指摘は「会計処理規定はきちんと整備されているが、会館建設積立金がありながら建設予定はあるのか」また「法人としての活動は事業費、管理費、貯蓄がそれぞれ三分の一程度の割合になるよう努力されたい」である。
 前記のごとく、公益法人として考えられる公益的な事業をできるだけ充実していくしかないであろう。
   

6.

ホームページの開設について

 
 平成13年内に開設するよう指摘を受けたホームページの開設については、今年度予算に計上し、設置場所を竹早教員保育士養成所とし、現在立ち上げ準備中である。
 6月の総会で母校の岡本学長は、「独立行政法人化後には、なんとしても同窓会の後ろ盾がほしい」と述べておられる。
 公益法人としての今後の方向性を見出し、出来ることを着実に実施しながら、多くの先輩が築き上げてこられた有形無形の財産を維持し、母校の同窓会活動を一層充実・発展させたいと願うところである。
以上


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